02.ALL STARS

話をしよう。

あれは今から6年前...いや、7年前だったか?

フフ...まぁいい。私にとってはつい昨日の出来事だが、君たちにとっては多分関係の無いことだ。

 

いやぁ最近エルシャダイのプレイ動画をまた見直したりしてるんですよね。あのゲーム、きちんと丁寧にストーリーを読みといていくと本当にいいシナリオなんですよ。是非ともプレイしたいですね...。

 

というわけでここから数回、僕の思い出話です。タイトルの通り今回は765AS、僕のはじめての担当アイドル『四条貴音』との出会いのお話をします。

 

彼女との出会いはPSPの「アイドルマスターシャイニーフェスタ グルーヴィーチューン」です。これは当時の友人が持っていたものを借りてやっていました。僕の中で初めての音ゲーかつ、初めての2次元系の趣味でした。当時の僕はどちらかと言うとオタクを嫌悪していたんですけれど、アイマスには抵抗なくスルッと入れました。

ちょっと話がそれちゃいましたね。シャイニーフェスタは3作品それぞれにオリジナルのアニメがついていて、それぞれedeN、Vault that Borderline、ビジョナリーといった各作品のメンバーユニット曲、その他作品ごとに違う楽曲などがありますよね。3作品のうち、友人は「グルーヴィーチューン」と「ハニーサウンド」を持っていたのでアニメと楽曲でどっちを借りるかを吟味しようとしたのですが、僕はその時、ハニーサウンドを借りることはありませんでした。

理由はひとつです。貴音の、彼女の「オーバーマスター」に心を奪われたからです。

僕は最初、どちらかといえば美希のビジュアルの方が好きで、アニメでも美希の場面が多くて貴音はノーマークでした。その意識外からの会心の一撃を食らった僕は暫く固まりました。思考が停止してしまうほどに、衝撃的な歌唱力で。

曲を聞くだけならということでミュージッククリップのモードで見せてくれた友人は正しい判断でした。本当に、本当に当時の僕は貴音の声に惚れてしまったのです。

それから、何度も何度もリピートさせました。それまで音楽に興味がなかった僕が初めて音楽に触れたのです。

少ない小遣いを握りしめて電気屋に行き、初めて百均以外でイヤホンを買い、学校以外では常に聞くほどにハマりました。

「プロデューサーさん!沼ですよ!沼!」

そこから僕は、ひたすらにアイマスの楽曲を聴き漁りました。地元のレンタル店でCDを借りて、オーバーマスターの3人バージョンを聴いてより深く深く刺さり、貴音の七色のような歌声を聴き、涙を流しながらじっくり聞きこむ。この行為に幸せを感じるほどでした。

 

まぁそんなこんなで貴音とはこんな出会い方をしました。アイマスの、貴音のおかげでここから様々なオタクコンテンツに踏み出せたので、本当に良い出会いをしました。

今でもオーバーマスター、edeN、それとシャイニーフェスタの代表曲のMUSICは僕の中では特別な曲です。全部去年の初星、それとPミで回収出来ましたしね。

 

それでは今回はここらで。バイバイ!